共に食っていく映画

映画を食べます

愛に種族なんて関係ない。人間とそうでない者の愛を描く【異種間恋愛映画】

異種間恋愛映画とは、簡単に説明すると人間と人間ではない者のラブストーリーを描いた作品である。

ロボットや幽霊、はたまたゾンビなどなどこの世には様々な異種と人間の恋を描いた作品が出てきた。

 

 

人間と全く別の種族の愛という日常的には見れない非日常の愛がそこにある。想像のできない愛だからこその魅力や切なさ、純愛さを感じられる禁断の果実をかじり甘い蜜へと変えた【異種間恋愛映画】を今回は何本か紹介していこうと思う。

 

 

 

ドラゴンと人間の熱い愛に思わず火を噴く

『ドラゴン』

f:id:tomoguizonbi:20180930164326j:plain

ドラゴンの生贄として奉げられた女性とそのドラゴンの恋を描いた作品。

実はドラゴンの正体は美青年で、ドラゴンの姿で羽を広げようが火を噴こうが脳裏に美青年のことが思い浮かび全てがイケメンに見える。そんな美青年のドラゴンの心に寄り添うようにそばにいる女性の姿と二人の愛はドラゴンが噴く炎よりも熱いものがある。

その他にも額縁に入れて飾りたいほどの映える美しいカットは必見。数々の景色に心躍り目をキラキラさせること間違いないだろう。

https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Ddvd&field-keywords=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3

 

 

 

本気だからこその行動に衝撃が走る

『ワイルド わたしの中の獣』

f:id:tomoguizonbi:20180930170509j:plain

ある女性がオオカミに恋愛感情を抱いてしまい、人間を辞めて徐々に野生化していく姿を描いた作品。

この作品での驚くべきことはやはりオオカミに恋心を抱いた女性にある。人間よりオオカミに少しでも近づこうとする彼女の行動に思わず衝撃が走る。本気の愛だからこそのショッキングな映像と同時に彼女の身体の張った演技には驚かされる。是非その目で体感してみてはいかがだろうか。

https://www.amazon.co.jp/ワイルド-わたしの中の獣-DVD-リリト・シュタンゲンベルク/dp/B06XKQLWYP/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1538301735&sr=1-1&keywords=%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E3%80%80%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%AE

 

 

 

A.Iと書いて愛と呼ぶ

『her 世界でひとつの彼女』

f:id:tomoguizonbi:20180930172634j:plain

妻と別れ、心に傷を負った男が恋に落ちたのはなんとAIだった。

男と人工知能が互いの愛を深めあい、本物の形にするため試行錯誤する二人の姿にグッと来るものがあり、肉体が存在せず声だけの人口知能に対して「どんな姿をしているのだろうか」と視聴者の想像力を掻き立てられる数少ない異種間恋愛ではないだろうか。一番身近で常識にとらわれない愛がこの作品にはある。因みに人工知能の声はスカーレット・ヨハンソン

https://www.amazon.co.jp/her%EF%BC%8F世界でひとつの彼女-DVD-ホアキン・フェニックス/dp/B00XXRRD48/ref=sr_1_3?s=dvd&ie=UTF8&qid=1538301883&sr=1-3&keywords=her+%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%BD%BC%E5%A5%B3

 

 

 

身体は腐っていても熱い愛は腐っていない

ウォーム・ボディーズ

f:id:tomoguizonbi:20180930174403j:plain

人間の脳みそを食らうゾンビが女性に恋をし、愛によって温かい心を取り戻していく物語。

見てわかると思うがゾンビがかなりイケメン。そんなゾンビがある女性に恋をして、人間の心を取り戻していく。そう、ゾンビにも必要なのが愛なのである。この作品はゾンビに対する恐怖や嫌悪感はほぼなく、むしろゾンビのさり気ない優しさや行動に愛おしく思える。ゾンビの成れの果ての姿をした骸骨みたいな人間にとってもゾンビにとっても敵な存在がいることもこの作品の魅力だろう。

https://www.amazon.co.jp/ウォーム・ボディーズ-DVD-ニコラス・ホルト/dp/B00GRYZNK0/ref=sr_1_3?s=dvd&ie=UTF8&qid=1538301826&sr=1-3&keywords=%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA

 

 

 

その愛は時に美しく、時に恐ろしい

『モールス』

f:id:tomoguizonbi:20180930181254j:plain

スウェーデンの映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッドリメイク。謎の少女と心に傷を負う少年の甘くて恐ろしい恋愛映画。

少女の正体は長い時間を生きたヴァンパイア。血を必要としながら生きてきた少女の前にある少年が現れる。

少し不気味だが透明感のある少女だからこそ流れる血がはっきりしている絵に思わず目を引くものがある。長い時間を生きてきて歳をとらない少女と普通の少年の甘くて切なく残虐な恋、生きてきた時間など関係なく目の前にある愛の行方をその目で確かめてみてはいかがだろうか。

https://www.amazon.co.jp/モールス-DVD-クロエ・グレース・モレッツ/dp/B00B47DODI/ref=sr_1_2?s=dvd&ie=UTF8&qid=1538301942&sr=1-2&keywords=%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9

 

 

 

あまりに残酷な愛と姿

ザ・フライ

f:id:tomoguizonbi:20180930182900j:plain

その姿形があまりにも悍ましく敬遠されがちだが、こちらの作品も切なく残酷な異種間恋愛映画といえるだろう。

学者自らが行った物質転送実験の際に一匹の蝿が紛れ込んだために起きる恐怖から始まる物語。ハエと融合した男の姿は人間と呼ぶには気持ち悪く、ハエと呼ぶにはかけ離れた姿。そんな男に更なる災難として降りかかるのが愛の残酷さだ。是非一度手に取ってみてはいかがだろうか。

https://www.amazon.co.jp/ザ・フライ-2枚組特別編-DVD-ジェフ・ゴールドブラム/dp/B000QUTRVW/ref=sr_1_5?s=dvd&ie=UTF8&qid=1538301992&sr=1-5&keywords=%E3%82%B6%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4

 

 

 

 深い愛に溺れていく

シェイプ・オブ・ウォーター

f:id:tomoguizonbi:20180930184152j:plain

半魚人と女性の危険に満ちたハラハラし心躍る恋愛物語。

監督を務めたギレルモ・デル・トロ監督らしい音楽や色彩や水、部屋などに置いてあるインテリアなど非常に芸術に富んだ作品になっている。姿は人間とかけ離れているにも関わらずイケメンに見えてしまう半魚人やその半魚人に対して手話やダンスなど行動で相手にアプローチする女性の姿、そして行き着く先の愛の行方に溺れること間違いなし。是非見よう。

https://www.amazon.co.jp/シェイプ・オブ・ウォーター-オリジナル無修正版-2枚組ブルーレイ-DVD-Blu-ray/dp/B079TTC4V9/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1538302034&sr=1-1&keywords=%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC

 

 

 

 

いかがだっただろうか。この中であなたの心に刺さる【異種間恋愛映画】があれば幸いだ。今回紹介した作品の他にもロボット、人魚、野獣、人形、アバターなどなど様々な作品が存在するので興味を持った方は一度調べてみてはいかがだろうか。

人だろうが動物であろうが愛する心には変わりはない。常識を超え、とらわれない愛の形、そして物語だからこそ惹かれるものがあり、魅了されるものがある。これからも人間とそうでない者が咲かす愛の行方をこの目で見守っていきたいと思う。想像のできない異種の愛は素敵なのだ!!

いじめは嫌いだ!!ロック様魂の叫び『セントラル・インテリジェンス』

f:id:tomoguizonbi:20180513181955j:plain

監督
ローソン・マーシャル・サーバー

製作
スコット・ステューバ
ピーター・プリンシパト
ポール・ヤング
マイケル・フォトレル

キャスト
ドウェイン・ジョンソン
ケビン・ハート
エイミー・ライアン
アーロン・ポール
ジェイソン・ベイトマン

 

あらすじ

元いじめられっ子のCIA捜査官とかつて人気者だった冴えない会計士が巨大な陰謀に巻き込まれていく姿を描いたアクションコメディ。高校時代は学園のスーパースターだったが、現在はパッとしない人生を歩んでいる中年会計士カルビン。そんな彼のもとに、当時ぽっちゃり体型でいじめられっ子だったボブから、20年ぶりに会いたいと連絡が入る。仕方なく会いに行ったカルビンの前に現われたボブは、なんと筋骨隆々なCIA捜査官へと変貌を遂げていた。濡れ衣を着せられ組織から追われているというボブに助けを求められ、一緒に逃げるハメになるカルビンだったが…。

 

感想

ドウェイン・ジョンソンといえば出る映画ほとんどが面白く、出る映画ほとんどをその鍛え抜かれた筋肉で解決するスーパー筋肉スター、通称ロック様。

近年ではジュマンジの続編『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』やロック様が巨大動物と戦う『ランペイジ』やロック様が超高層ビルと戦う『スカイ・スクレイパー』など勢いが止まらずむしろ増していくばかりのナイスガイで私自身も大大大好きな俳優である。

 

そんなロック様が今回演じるのは、高校時代デブでいじめられっ子だったCIAエージェントだ。

映画の開幕早々デブのロック様のお色気熱唱シャワーシーンという考えられないスタートを切り、いじめっ子に全校生徒の前で裸を晒されるがそこで若いケヴィン・ハートに助けてもらうもトラウマを抱えてしまう。その20年後にムキムキになったロック様がケヴィン・ハートの前に現れタッグを組み事件を解決していくというのが今回の大まかな内容である。

 

f:id:tomoguizonbi:20180513183743j:plain

先に言っておくとこの映画、めちゃくちゃ面白かった。

 

出る映画はギャグを入れないと呼吸できないような存在ケヴィン・ハートは今回高校時代は人気者で誰からも慕われる優等生だったが、20年後は出世も出来ず途方に暮れる会計士。

そんなケヴィン・ハートが高校時代いじめらた過去をバネに6時間の筋トレを20年間365日続けた結果筋肉ムキムキのCIAエージェントに変貌したロック様とタッグを組む。それだけでも既に面白い。

 

映画の大半は2人の漫才のような掛け合いが炸裂し、ネタを放ってくる。その中でもロック様特有の筋肉アクションも健在だ。

ロック様が敵をボコボコにする前に「いじめは嫌いだ」という決め台詞を毎回吐くのだが学生時代いじめを受けていた本人が言うものだから胸に来るものがあり、ロック様が言うからカッコいいものがある。

 

更にロック様とケヴィン・ハートのギャグも全てが滑らず面白い。ロック様瞬間移動ロック様カウンセリングロック様パジャマ、そしてケヴィン・ハートのバク宙など面白要素盛り沢山なのでそこもおススメしておきたい。

 

 

筋肉はムキムキ更には強いCIAエージェントのロック様だが、そんなロック様でも敵わない相手がいる。学生の頃自分をいじめていたいじめっ子だ。本編ではロック様とケヴィン・ハートがロック様をいじめていた奴のところへ助けを求めに行くが、ロック様はそこでまた貶されてしまうのだが学生時代のトラウマが蘇り足がすくんでしまうシーンがある。

そう、いくら筋肉をつけて強くなったとしても心の中にいるいじめっ子はいつまでも怖い。そういったさり気ないいじめに対するメッセージ性がこの映画では所々に見受けられ、見ていてかなり胸に突き刺さるものがあった。

f:id:tomoguizonbi:20180513190322j:plain

 

そんなロック様が唯一自分を助けてくれて唯一信頼しているケヴィン・ハートと共に事件を解決し、更にそのいじめっ子も克服して自分を成長させていく映画それが『セントラル・インテリジェンス』である。

正直この映画はロック様が主演で大正解だと個人的には思っているしコンビの相手がケヴィン・ハートというのも大正解だと思っている。

やはりロック様の映画は面白い。

 

 

ということで『セントラル・インテリジェンス』、はっきり言っておススメである。アクションもギャグも一流でめちゃくちゃ楽しく世界でいじめれている子達にロック様がその筋肉でかなり勇気を与えてくれる作品ではないかと思うのでレンタル店で一度手に取ってみてはいかがだろうか。そして皆さんもロック様を好きになっていただければと思う。いじめは嫌いだ!

f:id:tomoguizonbi:20180513192616j:plain

狂う大人、狂うニコラス・ケイジ『Mom and Dad』

f:id:tomoguizonbi:20180325162209j:plain

監督
ブライアン・テイラー

製作
クリス・ルモール
ティム・ザジャロフ
ブライアン・テイラー
製作総指揮
ジェリー・ハウスファター
キャスト
ニコラス・ケイジ
セルマ・ブレア
アン・ウィンターズ
ザカリー・アーサー
ランス・ヘンリクセン

 

あらすじ

ある日親たちが凶暴化し、わが子に襲いかかる世界を描いたニコラス・ケイジ主演のスリラー。2人の子どもにも恵まれ、幸せな毎日を送っているブレント。いつものように会社に行き、オフィスのテレビでブレントが見たのが、親が実の子どもを殺害する事件が相次ぎ、国中がパニック状態となっているという驚がくのニュースだった。子どもたちの身を案じたブレントは仕事を早めに切り上げて帰宅するが、子どもたちはいつもどおりに無事に暮らしていた。しかし、愛する子どもたちの顔を見た瞬間、ブレントの心に「この子たちを殺さなければ」という正体不明の殺意が生じてしまう。

 

感想

面白い顔をさせれば右に出る者はいないニコラス・ケイジ含む大人たちが常人のタガが外れたようにブチ切れる今作。

そしてそんなニコラス・ケイジを夫に迎え、同様にブチ切れる妻はセルマ・ブレア が演じる。

 

世界中の大人たちが突如として自分の子供だけを襲うようになり、幸せだった日常や優しかった母親や父親たちは悪魔に変わり地獄のような日常に変わる…というのが今作での醍醐味な内容だ。

 

夫のニコラス・ケイジや妻のセルマ・ブレアは最初は子供たちに優しく文字通りイイお父さんとお母さんといった感じの様子から描かれる。

が、急に我が子を見るなり「この子達を殺さなければ」という正体不明の殺意がわき、一気に狂いだすのだ。なんとも恐ろしい。

ただでさえ狂気的な顔をたまに見せるニコラス・ケイジがマジで狂気純度100%で襲い、更にセルマ・ブレアも参戦してくるのだ。なんとも恐ろしい。

f:id:tomoguizonbi:20180325174622j:plain

今作、面白いところが狂った大人たちが襲うのは必ず自分の子供だけというところ。

目の前に他人の子供が横切ってもガン無視。殺意は自分の子供だけに矢印が向けられるのだ。

 

 

そして話の大半はニコラス夫婦vs子供たちの一軒家バトルに重点が置かれる。

一軒家で繰り広げる生きるか死ぬかのスーパー親子喧嘩。しかし、ここは流石ニコラス夫婦の娘と息子、ただではやられないし捕まらない。精一杯の反抗でニコラス夫婦からの攻撃を避けホームアローン的な仕掛けで太刀打ちしていく。そういったところの親子のハイパーバトルは見ていて凄く楽しかったと個人的には正直思った。

 

親は全力で子供たちを殺そうとしてくる。しかし子供たちは狂気に満ちていても親は親なので殺すことは出来ない。そんな複雑な心境の中での親子喧嘩はまさしくマッドな光景だ。が、割とニコラス夫婦の子供たちは爆発でニコラス夫婦を吹っ飛ばしたりする。マッドだ。

f:id:tomoguizonbi:20180325182504j:plain

そして親子喧嘩が徐々にハードになっていく中、更なる刺客が登場する。ニコラス夫婦のお父さんとお母さんだ。そう、お爺ちゃんとお婆ちゃんが家に訪れてくるのだ。

これはつまりどういう事かというと、「親が突如として自分の子供たちを殺そうとしてくる」、お爺ちゃんとお婆ちゃんはニコラス夫婦の母親と父親。そう、ニコラス夫婦を殺しに来たのだ。もうその時点でマッドもマッド大マッドな光景が繰り広げられる。

 

お爺ちゃんとお婆ちゃんはニコラス夫婦を殺そうとして、ニコラス夫婦は自分の子供たちを殺そうとするのだ。もうヤバすぎる。

 

だが、そんな展開はめちゃくちゃ楽しかった。親子の生き残りをかけた親子ロワイアルの狂喜乱舞は最早この作品でしか見れないであろう。

 


ということで『Mom and Dad』、かなりテンションアッパーでマッドな仕上がりになっていて楽しい作品ではあると思う。

監督が『ゴーストライダー2』や『アドレナリン』のブライアン・テイラーなのでかなりハイボルテージなスリラーであることは間違いない。

実は今作、『マッド・ダディ』というタイトルで6月に日本公開が決まっているので劇場に足を運んでみてはいかがだろうか。狂ったニコラス・ケイジの顔芸オンパレードが見れるぞ!!!

f:id:tomoguizonbi:20180325184153j:plain

スペックの高い幽霊見えちゃう系男子『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』

f:id:tomoguizonbi:20180310181416j:plain

監督
スティーブン・ソマーズ

製作
スティーブン・ソマーズ
ジョン・バルデッチ
ハワード・カプラン

キャスト
アントン・イェルチン

アディソン・ティムリン

ウィレム・デフォー

ググ・バサ=ロー

 

あらすじ

オッド・トーマスはダイナーで気ままに働く二十歳のコック。しかし”オッド(奇妙)”という名前のごとく、彼には特異な能力があった。平穏に生きていたいと願うオッドだが、死者が見えるとつい関わってしまう。そんなある日、町で”ボダッハ”という不気味な悪霊を大量に目撃する...。ボダッハは暴力的で凄惨な死を嗅ぎつけて集まってくる。「この町はかなりヤバい!!!」。町の危機を放っておくわけにはいかないオッド。はたして彼に町の平和は守れるのか?そしてオッドの運命は—?(DVDパッケージ裏参照)

 

 

感想

今回紹介する映画はかなり好きな作品だ。

幽霊映画ではあるもののホラーではなくSF風味な仕上がりになっている今作だがもうそれはそれは傑作で思わず泣いてしまった。

 

まず今作の主人公のオッドという青年だが、主人公らしくかなりスペックが高い。

その高スペックとは

優しい

・彼女がいる

・ケンカが強い

・周りの信頼が厚い

・霊が見える

というのが上げられる。かなりのスペックの高さだ。

 

死の匂いを嗅ぎつけて現れるボダッハという悪霊が街に大量に現れたことで街を救うため霊が見えちゃう系男子のオッドが謎を解き明かしていくというのが今作の内容だ。

 

霊の悩みをだいたい拳で片づける暴力オッドは警察のウィレム・デフォーと彼女の協力を得て謎を次々と解決していく。

少しサスペンスな部分もあるが話がつっかえる事無くスムーズに進むので見てて飽きず、展開されていくので見てて飽きない。霊自身も特に怖がらせることはなく、むしろ自分の千切れた腕を持ってそれで手を振ってくるなどの幽霊ジョークでふざけてくる。(何それめちゃ面白い)

f:id:tomoguizonbi:20180310190952j:plain

f:id:tomoguizonbi:20180310191001p:plain

 

因みに今作で登場する警察役のウィレム・デフォー、その悪魔的な顔面でいろいろな悪役を見せてきた彼だが今作では終始めちゃくちゃいい人。後々裏切って敵側に付くのかなと思っていたら最後までめちゃくちゃいい人。

 

そしてオッドの彼女もめちゃくちゃいい人。こんな良い女一生現れないであろうと思うほどめちゃくちゃいい人。しかし、彼女のオッドへの想いやイチャイチャぶりなど全ての描写が最初は「おいおい」と思うが、映画を観終わった後は胸にぐさぐさ刺さる。

 

サスペンス、恋愛、ドラマ全てが完璧と言っていいほどの今作。決して変身もしなければ必殺技も出すわけではないが、この映画で描かれているものはオッドという確かなヒーローだった。そう、普段着のまま本能のまま困難に立ち向かっていくヒーローだ。

 

そういった部分でも十分楽しめ、ボダッハという悪霊のCGも全然安っぽくなくどのキャラもいい味を出している。そして何よりこの映画の一撃はラストで号泣待ったなしに泣かされることだ。

最近で似たような映画といえば「アメイジングスパイダーマン」だ。あれも死ぬほど泣かされたし胸にぐさぐさ刺さる傑作。見よう。

話が逸れたがアメスパ2に似たようなことが彼にも起こる。しかしそれは普通に起きる悲劇で号泣するのではなく彼独自が持つ特異によっての演出で思いっきり泣かされる。実際に私も泣いた。死ぬほど泣いた。ウィレム・デフォーの優しさに泣いた。

 

スムーズに進む話に展開から霊を通して解かれていく謎。霊のお悩みならば銃さえ構えるオッドの姿に思わず惚れる。

 

という事で『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』。あまり文句のつけどころがない傑作。食べて祈って恋をしてに更に泣くが加わったヒーローアクションなので是非一度手に取ってみてはいかがだろうか?あ、この作品TSUTAYAだけしかレンタルをしてないらしい。それでも見る価値はある。あー恋してえっ!!!!!

f:id:tomoguizonbi:20180310193304j:plain

お化け屋敷巡り疑似体験が出来る『The Houses October Built』

f:id:tomoguizonbi:20180218181719j:plain

監督
ボビー・ロウ

脚本
ボビー・ロウ

出演者
ブランディ・シェーファー

ボビー・ロウ

ダン・マーケット

イアン・ロバーツ

ジム・タヴァレ

 

あらすじ

ハロウィンの時期に5人の若者たちは身震いするような体験を求めてアンダーグラウンドなお化け屋敷を探して車を走らせ、様々なお化け屋敷を体験するが...。

 

 

感想

お化け屋敷というのは日常にはない恐怖をノンフィクションで体験する娯楽アトラクションだ。

私自身お化け屋敷というのはあまり得意としないが、今作の映画ではお化け屋敷を徘徊する疑似体験が嫌というほど出来る。

それを聞いただけでこの映画を観たくはならないだろうか?しかも今作は全編POVで撮影されているため一人称視点でお化け屋敷を巡る体験が出来るのだ。実際見てみると最高で超楽しかったというのがこの映画を観た個人的な感想だ。

f:id:tomoguizonbi:20180218183322j:plain

f:id:tomoguizonbi:20180218184727j:plain

 

しかも巡るお化け屋敷は一つではないというのが今作の魅力である。

様々な土地の凝ったお化け屋敷をこれでもかというほど疑似体験が出来るのだ。

そして、お化け屋敷を巡るクルーたちは最も身震いするお化け屋敷を探していろんなところに旅をしているので登場するお化け屋敷はどれもまあまあ怖い。

 

 

ここまで聞いてるとただのお化け屋敷を巡るクルーたちのビデオ動画ではないだろうか?という疑問も出てくると思うが、しっかりとホラー映画として恐怖な見所もきちんとある。

 

お化け屋敷を巡っていくクルーたちに徐々に徐々に迫りくる不気味な何か。それはお化け屋敷の出し物としての一部分なのか、はたまた全く関係のないただただクルーたちを恐怖に陥れるサイコ的な何かなのかがクルーたちの背後に忍び寄る。

 

オバQを不気味に擬人化させたような見た目の少女仮面をかぶった筋肉粒々な男などがクルーたちがお化け屋敷を巡る中で現れ、苦しめる。

 

それは徐々に近づいて、いずれ巡ってきたどのお化け屋敷よりも最も恐怖な体験をする。

中身としては幽霊的なホラーではなく、サイコチックなホラーでいろんなお化け屋敷を巡る楽しさの中にもしっかりとホラーを抑えてあるのは好感が持てる。

正直言うとこの映画、恐怖度はそこまで無い。しかしそんなこと天空の彼方に消えて木っ端微塵にビッグバンとなるほど楽しめる。そこが今作の最大の魅力である。

世界の見たこと無いお化け屋敷を見れる経験はそうそう無い。が、そんな経験をこの一本で楽しめるのは貴重である。しかもいろんなお化け屋敷を。

 

 

 

ということで『The Houses October Built』、全くというほど怖くはないがそれも許せる一本。国内には来ていないので海外アマゾンなどで注文して一度見てみてはいかがだろうか。俺はお化け屋敷苦手だけどな!!

f:id:tomoguizonbi:20180218185955j:plain

エイリアンを生身のシラットでボコる『Beyond Skyline』

f:id:tomoguizonbi:20180212160756j:plain

監督
リアム・オドネル

脚本
リアム・オドネル

出演者
フランク・グリロ

ボヤナ・ノヴァコヴィッチ

イコ・ウワイス

カラン・マルヴェイ

バレンタイン・パエン

ベティー・ガブリエル

ケビン・オドネル

 

あらすじ

あの傑作侵略映画『スカイライン-征服-』の続編!!

 

 

感想

スカイライン』といえば傑作の侵略映画である。

前作では「俺の戦いはこれからだぜ!」というラストを迎え、思わず「最高...!」となってしまった大好きな映画である。

今作もはっきり言って非常に面白くかなりのありがとうございます案件に仕上がっている。それはつまりどういう事かと言うと最高である。

 

 

前作では無かったものを全力で叩き込んでおり、そうだよ!それが見たかったんだよ!!な見せ場が次々と矢継ぎ早に目に飛び込んでくる。それはつまりどういう事かと言うと最高である。

 

エイリアン出産や巨大エイリアン、さらにはエイリアン格闘まで拝める素晴らしい出来なのである。それはつまりどういう事かと言うと最高である。

 

 

今作の見どころはなんといってもエイリアン格闘。キャストに『ザ・レイド』でおなじみのイコ・ウワイスとヤヤン・ルヒアンが迎えていることにより、なんとも恐ろしいザ・レイド』並みのシラットでエイリアンをボコボコに潰していくのだ。血が出れば殺せると分かった瞬間もうナイフで見せる芸術的ボコりぶり。流石だ。

 

そもそも生身の身体でエイリアンをボコボコにする映像なんて今まであっただろうか?いや、そうそう見たことがない。しかし、この『Beyond Skyline』ではもうボコボコ。シラット格闘術を身につけておけばエイリアンを倒せることが分かった。そして地球人全員がイコ・ウワイスかヤヤン・ルヒアンであればエイリアンに勝てそうな気がする。

f:id:tomoguizonbi:20180212164612j:plain

f:id:tomoguizonbi:20180212173040j:plain

そんなあまり見たこと事のないエイリアン格闘だけでも十分楽しめるが、まだ最高要素のほんの一部分に過ぎない。

省いてしまったが、エイリアン格闘の前にもエイリアンの母船を観光できるエイリアン母船観光なんていうのもある。巨大エイリアンが置いてあったり、エイリアンはどうやって出来ているのかというエイリアン制作現場だったり、そこで行われるエイリアン出産だったりと舐め回すようにエイリアン母船を堪能でき、兎に角休む暇がないくらい楽しさの特盛パフェ状態なのだ

 

最高な要素はまだある。巨大なエイリアン同士がガチバトルする怪獣映画張りの映像まであるサービス付き。拳と拳がぶつかり合う度に地響きが起こる迫力満点な怪獣バトルである。

もうここまで娯楽を全振りしたような光景を一本の映画だけで楽しめるのはかなり貴重で素晴らしいし、こんなに楽しんじゃっていいんですか!と思わず感謝感激雨あられだ。

 

 

ということで『Beyond Skyline』、あまりにも素晴らしい出来。ひとつ言うと前作とはエイリアンのデザインが変わったりなど変更点はあるものの、そんなもの全然許してしまう。終始興奮しぱなっしで超楽しめる。

2018年始まったばかりですが、もう今年の年間ベストには入るしこんな映画この先滅多に出てこないであろう。それはつまりどういう事かと言うと最高である!

f:id:tomoguizonbi:20180212172226j:plain

悪夢の世界で奇想天外な異世界ジャパリパーク生活『モンキーボーン』

f:id:tomoguizonbi:20180203174040j:plain

監督
ヘンリー・セリック

製作
マイケル・バーナサン 、 マーク・ラドクリフ
脚本
サム・ハム  

キャスト
ブレンダン・フレイザー 
ウーピー・ゴールドバーグ 
ブリジット・フォンダ

 

あらすじ

売れっ子アニメーター、ステュの最新作”モンキーボーン”の完成披露パーティが盛大に開催された。しかし実のところ、当の本人は華やかな世界にも新キャラクターを描くのにもうんざりしていた。ステュは恋人のジュリーとパーティを抜け出すが、途中で自動車事故に遭い昏睡状態になってしまった。目覚めると、そこには歌い踊る”生身”のモンキーボーンが!人間の悪夢で成り立った暗黒のファンタジー・ワールドに迷い込んでしまったのだった...!!(dvdパッケージ裏より参照)

 

感想

ブレンダン・フレイザーといえば『ハムナプトラ』や『センター・オブ・ジ・アース』など冒険しようぜ!なハリウッド俳優ですが、今作のブレンダン・フレイザー「交通事故に遭い昏睡状態にってしまって異世界に飛ばされちまった!俺はこれからどうなっちまうんだ~!!」という異世界ラノベみたいな生活を送ることになる。

 

兎に角今作の見どころはブレンダン・フレイザーが昔から見てきた悪夢が集合した異世界にいる様々なモンスターである。どこを見渡しても変わった異世界住人たちが生活する一度観たら脳裏に焼き付くような光景である。

f:id:tomoguizonbi:20180203180432j:plain

今作は異世界住人たちが魅せる悪夢的世界により脳にガツンと来る見るマリファナみたいな映画に仕上がっている。というのは、なんとも言葉では言い表せないようなとにかく悪夢のようなシーンが次々と出てくるからだ。

 

人面蜘蛛や死神、溶けていくブレンダン・フレイザーなどとことん頭がクラクラするような戦慄なビジュアルが次々と目に飛び込んでくるというのが今作の見どころだ。

 

悪夢を通じて描くめちゃくちゃ笑えるコメディと思えば、もはや不気味とも言えるホラーに片足突っ込んでいるような仕上がりになっている。

しかし、映画自体は全く悪いわけではなく、むしろ次々と畳み掛ける悪夢的映像を楽しめ、その中に甘酸っぱい恋をエッセンスとして取り入れている傑作と言える。

 

 

 

異世界の住民たちの造形も一体一体かなり作りこまれていて、住民たちが独特の個性の色を放つ異世界ジャパリパークが見事に完成されていてかなり好感が持てて気概を感じられた。そう、ここに住む住民たちは異世界のフレンズなのだ。

そういった点もこの映画の素晴らしい一部分なので、見る機会があればそういったところも注目して見てもらいたいし、どんな異世界住民がいるのだろうかと画面の中を探るのも楽しいかもしれない。

 

 

そして漫画家のブレンダン・フレイザーが描いた今作のタイトルにもなったメインキャラクターであり悪者のモンキーボーンがなかなか強烈なキャラをしている。行動や口調がに癖があり視聴者を見事なまでにイライラさせる。

 

クライマックスで見せるモンキーボーンが現実世界に行き、昏睡状態にあるブレンダン・フレイザーの体を乗っ取り好き放題し、それにブチ切れた異世界ブレンダン・フレイザーはなんとか現実世界に戻るが戻った体は手術中の死体。その体でどうにかモンキーボーン止めるどったんばったん大騒ぎは正直爆笑した。

 

そういうしっかり笑える所も抑えてあるので必見である。

 

 

ということで『モンキーボーン』、一度見れば脳裏に焼き付くかなりシャブ的効果がある映画だが異世界と現実を交差する目で楽しむような隠れた傑作なので一度目を通してみてはいかがだろうか。そしてあなたも異世界に迷い込んでみよう。

まあ俺はこの映画を観た夜は悪夢を見たぜ!

f:id:tomoguizonbi:20180203182813p:plain