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スペックの高い幽霊見えちゃう系男子『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』

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監督
スティーブン・ソマーズ

製作
スティーブン・ソマーズ
ジョン・バルデッチ
ハワード・カプラン

キャスト
アントン・イェルチン

アディソン・ティムリン

ウィレム・デフォー

ググ・バサ=ロー

 

あらすじ

オッド・トーマスはダイナーで気ままに働く二十歳のコック。しかし”オッド(奇妙)”という名前のごとく、彼には特異な能力があった。平穏に生きていたいと願うオッドだが、死者が見えるとつい関わってしまう。そんなある日、町で”ボダッハ”という不気味な悪霊を大量に目撃する...。ボダッハは暴力的で凄惨な死を嗅ぎつけて集まってくる。「この町はかなりヤバい!!!」。町の危機を放っておくわけにはいかないオッド。はたして彼に町の平和は守れるのか?そしてオッドの運命は—?(DVDパッケージ裏参照)

 

 

感想

今回紹介する映画はかなり好きな作品だ。

幽霊映画ではあるもののホラーではなくSF風味な仕上がりになっている今作だがもうそれはそれは傑作で思わず泣いてしまった。

 

まず今作の主人公のオッドという青年だが、主人公らしくかなりスペックが高い。

その高スペックとは

優しい

・彼女がいる

・ケンカが強い

・周りの信頼が厚い

・霊が見える

というのが上げられる。かなりのスペックの高さだ。

 

死の匂いを嗅ぎつけて現れるボダッハという悪霊が街に大量に現れたことで街を救うため霊が見えちゃう系男子のオッドが謎を解き明かしていくというのが今作の内容だ。

 

霊の悩みをだいたい拳で片づける暴力オッドは警察のウィレム・デフォーと彼女の協力を得て謎を次々と解決していく。

少しサスペンスな部分もあるが話がつっかえる事無くスムーズに進むので見てて飽きず、展開されていくので見てて飽きない。霊自身も特に怖がらせることはなく、むしろ自分の千切れた腕を持ってそれで手を振ってくるなどの幽霊ジョークでふざけてくる。(何それめちゃ面白い)

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因みに今作で登場する警察役のウィレム・デフォー、その悪魔的な顔面でいろいろな悪役を見せてきた彼だが今作では終始めちゃくちゃいい人。後々裏切って敵側に付くのかなと思っていたら最後までめちゃくちゃいい人。

 

そしてオッドの彼女もめちゃくちゃいい人。こんな良い女一生現れないであろうと思うほどめちゃくちゃいい人。しかし、彼女のオッドへの想いやイチャイチャぶりなど全ての描写が最初は「おいおい」と思うが、映画を観終わった後は胸にぐさぐさ刺さる。

 

サスペンス、恋愛、ドラマ全てが完璧と言っていいほどの今作。決して変身もしなければ必殺技も出すわけではないが、この映画で描かれているものはオッドという確かなヒーローだった。そう、普段着のまま本能のまま困難に立ち向かっていくヒーローだ。

 

そういった部分でも十分楽しめ、ボダッハという悪霊のCGも全然安っぽくなくどのキャラもいい味を出している。そして何よりこの映画の一撃はラストで号泣待ったなしに泣かされることだ。

最近で似たような映画といえば「アメイジングスパイダーマン」だ。あれも死ぬほど泣かされたし胸にぐさぐさ刺さる傑作。見よう。

話が逸れたがアメスパ2に似たようなことが彼にも起こる。しかしそれは普通に起きる悲劇で号泣するのではなく彼独自が持つ特異によっての演出で思いっきり泣かされる。実際に私も泣いた。死ぬほど泣いた。ウィレム・デフォーの優しさに泣いた。

 

スムーズに進む話に展開から霊を通して解かれていく謎。霊のお悩みならば銃さえ構えるオッドの姿に思わず惚れる。

 

という事で『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』。あまり文句のつけどころがない傑作。食べて祈って恋をしてに更に泣くが加わったヒーローアクションなので是非一度手に取ってみてはいかがだろうか?あ、この作品TSUTAYAだけしかレンタルをしてないらしい。それでも見る価値はある。あー恋してえっ!!!!!

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