共に食ってく?

主に映画を食べます

エイリアンを生身のシラットでボコる『Beyond Skyline』

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監督
リアム・オドネル

脚本
リアム・オドネル

出演者
フランク・グリロ

ボヤナ・ノヴァコヴィッチ

イコ・ウワイス

カラン・マルヴェイ

バレンタイン・パエン

ベティー・ガブリエル

ケビン・オドネル

 

あらすじ

あの傑作侵略映画『スカイライン-征服-』の続編!!

 

 

感想

スカイライン』といえば傑作の侵略映画である。

前作では「俺の戦いはこれからだぜ!」というラストを迎え、思わず「最高...!」となってしまった大好きな映画である。

今作もはっきり言って非常に面白くかなりのありがとうございます案件に仕上がっている。それはつまりどういう事かと言うと最高である。

 

 

前作では無かったものを全力で叩き込んでおり、そうだよ!それが見たかったんだよ!!な見せ場が次々と矢継ぎ早に目に飛び込んでくる。それはつまりどういう事かと言うと最高である。

 

エイリアン出産や巨大エイリアン、さらにはエイリアン格闘まで拝める素晴らしい出来なのである。それはつまりどういう事かと言うと最高である。

 

 

今作の見どころはなんといってもエイリアン格闘。キャストに『ザ・レイド』でおなじみのイコ・ウワイスとヤヤン・ルヒアンが迎えていることにより、なんとも恐ろしいザ・レイド』並みのシラットでエイリアンをボコボコに潰していくのだ。血が出れば殺せると分かった瞬間もうナイフで見せる芸術的ボコりぶり。流石だ。

 

そもそも生身の身体でエイリアンをボコボコにする映像なんて今まであっただろうか?いや、そうそう見たことがない。しかし、この『Beyond Skyline』ではもうボコボコ。シラット格闘術を身につけておけばエイリアンを倒せることが分かった。そして地球人全員がイコ・ウワイスかヤヤン・ルヒアンであればエイリアンに勝てそうな気がする。

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そんなあまり見たこと事のないエイリアン格闘だけでも十分楽しめるが、まだ最高要素のほんの一部分に過ぎない。

省いてしまったが、エイリアン格闘の前にもエイリアンの母船を観光できるエイリアン母船観光なんていうのもある。巨大エイリアンが置いてあったり、エイリアンはどうやって出来ているのかというエイリアン制作現場だったり、そこで行われるエイリアン出産だったりと舐め回すようにエイリアン母船を堪能でき、兎に角休む暇がないくらい楽しさの特盛パフェ状態なのだ

 

最高な要素はまだある。巨大なエイリアン同士がガチバトルする怪獣映画張りの映像まであるサービス付き。拳と拳がぶつかり合う度に地響きが起こる迫力満点な怪獣バトルである。

もうここまで娯楽を全振りしたような光景を一本の映画だけで楽しめるのはかなり貴重で素晴らしいし、こんなに楽しんじゃっていいんですか!と思わず感謝感激雨あられだ。

 

 

ということで『Beyond Skyline』、あまりにも素晴らしい出来。ひとつ言うと前作とはエイリアンのデザインが変わったりなど変更点はあるものの、そんなもの全然許してしまう。終始興奮しぱなっしで超楽しめる。

2018年始まったばかりですが、もう今年の年間ベストには入るしこんな映画この先滅多に出てこないであろう。それはつまりどういう事かと言うと最高である!

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